住宅ローンの選び方
住宅ローンを選ぶ時には、「金利の高低」「金利のタイプ」「返済方法」をしっかりとチェックしましょう。
お客さまの状況に応じて、選択すべき金利の種類や返済方法は様々です。
それぞれの内容を把握し、最適なものを選択してください。
金利の高低
金額が大きい住宅ローンの場合、少しの金利の差で最終的に百万単位の違いが出てきます。(できるだけ低金利の時期に物件を購入するのがよいといわれるのはこのためです。)
例をあげると、1,000万円借り入れた場合 返済期間25年 年利3% ボーナス払いなしで、月々の返済額は47,421円ですが、同じ条件で年利5%で計算すると、58,497円と1万円以上の差がでます。 年間に換算すると12万円超の差額になります。
住宅ローンの金利は、以下の2つに大別されます。
固定金利型
借入時に決めた金利が、返済完了時まで変わらないのが固定金利型です。
安定した返済計画を求めるお客様におすすめです。
金利が低い時期に借りれば問題ありませんが、高い時期に借りてしまうとずっとその利息を払い続けることになるので借り入れのタイミングを見極める必要があります。
変動金利型
好不況など経済情勢によって金利が変わる方式プを変動金利型といいます。
返済途中に金利が変動するため、借り入れのタイミングは、そうこだわる必要がありません。
実際、大半の変動金利型住宅ローンは、5年に一度返済額を見直し、その間に生じた利息の過不足を次の5年間で調整する、という仕組みになっています。(突然、金利が変更するというようなことはありません。)
返済方法
住宅ローンの返済方法は、以下の2つに大別されます。
元利均等返済
毎回の返済額を均等に返済する方式です。そのため、返済計画が立てやすいです。デメリットとして返済当初は利息分が多く、元金分はわずかという状態となるため、なかなか借入金が減りません。
元金均等返済
借入金の返済分を一定にする方式です。
借入金を一定に返済していくので返済当初の返済金額は大きいですが、返済が進むにつれ、返済金額が減っていきます。